鶴岡商工会議所

メインメニュー

TOP > 経営支援に関する事業 > 経営改善・発達支援(平成29年度事業評価)

経営改善・発達支援

平成29年度 経営発達支援計画 事業評価について

事業評価委員会の開催

日時 平成30年5月31日(木) 午後1時30分〜3時30分
会場 鶴岡商工会議所 会議室

担当者より平成29年度実施事業について報告後、各委員よりそれぞれの事業項目について

  • A.十分達成している
  • B.概ね達成している
  • C.やや課題がある
  • D.改善が必要
の区分において事業評価をいただきました。その結果、総括評価として、「B」の評価となりました。各委員からいただいた評価、コメントを次年度事業に反映しながら、より効果的な経営支援を図ってまいります。

経営発達支援事業(鶴岡商工会議所報 2018 No.476 夏号)

経営発達支援計画事業評価委員

所属 役職・氏名
委員長 鶴岡市商工観光部商工課 課長 森屋 健一
副委員長 鶴岡市金融協会 長谷川 浩二
山形県庄内総合支庁
産業経済部 地域産業経済課
課長 池田 真英
公益財団法人
庄内地域産業振興センター
事務局長 小林 時男
鶴岡商工会議所
商工調停士
竹島 博樹

各委員のコメント

T.経営発達支援事業の実施内容について
1.地域の経済動向調査に関すること
  • アンケート回収の方法、サンプリングの検討、見直しをしてもよいのではないか
  • 地域の経済動向把握に実施している各種調査関係は目標をクリアしており、達成しているが、移動商工会議所への参加者及びヒアリング実施事業所数を増やす取り組みが課題である。
2.経営状況の分析に関すること
  • 経営者の課題への気づきを促す取組みだと思う。目標の達成を望む。
  • 管内小規模事業者との信頼関係を構築するのは難しくハードルは高いと思われるが、それができれば相談件数は増加すると思われる。件数増加に税理士事務所の活用も必要である。
3.事業計画策定支援に関すること
  • 事業者に対する重点的な指導に努めてほしい。内部の支援体制の確立に努めていただきたい。
  • 小規模事業者レベルでの事業計画策定はハードルが高いと思われるので目標には届いていないが、支援数と策定数がほぼ同数は評価できる。関与税理士との連携も必要である。
4.事業計画策定後の実施支援に関すること
  • 創業塾の参加者の半分以上が、実際に創業したことは評価できる。
5.需要動向調査に関すること
  • ニーズ調査等実績と目標の差異の原因を調べ、30年度に反映させていただきたい。
  • 商店街の顧客ニーズ調査は手法が難しいものと拝察する。
  • 海外販路の開拓は、新しい取り組みであるので継続されることを望む。
6.新たな需要の開拓に寄与する事業に関すること
  • 首都圏関連事業の実現に向けて努めていただきたい。
  • 地域外への販路拡大を目指しての東北最大級の商談会に会議所としてブースを設置し、更に、事前に出店に向けての勉強会をしてからの参加は非常に効果があると思われる。
U.地域経済の活性化に資する取組み
  • 地方の小規模都市にしては、当地は高等教育・研究機関が多く立地しており、そのシーズを企業ニーズとマッチングさせる取り組みは地域活性化に効果的で必要。
  • 旅手帳は、とても良い取組みである。継続希望。
  • 中心商店街に関する各種セミナーの効果を表してはどうか。
V.経営発達支援事業の円滑な実施に向けた支援力向上のための取組み
  • 職員のスキルアップは、個人の力量頼りからシステム化した組織的対応が求められており、それらに配慮された取組みがされている。
  • 経営指導員の資質向上に向けての、各種セミナーへの参加及び専門家との連携及び職場でのOJTの取り組みは、経営指導員のレベルアップに繋がる。